大阪教育大学附属平野中学連絡進学クラス 小学部 小学校四年生クラス

概要

小学校四年生クラスは、来るべき連絡進学に備え、小学校五年生までの学力の基礎をじっくりと養成していきます。少人数クラスのメリットを生かし、理解不足を補い、苦手単元をつくらないように進めていきます。

授業内容

数学

学校の成績で高得点を取っていただくだけでなく、小学校五年生内容までを中心に先取り学習をしていただきます。小学校四年生内容をおさえた後、小学校五年生内容の学習を中心に学習していただきます。 「計算」では、交換・結合・分配の法則等を利用した計算の工夫・分数のかけわり算を使った計算も学習していただき、小学校六年生までの計算問題はできるようになっていただきます。 「図形」では、平行四辺形・三角形・台形・ひし形・たこ型の面積、多角形の角度、円と扇形を学習していきます。 「規則性」では、数列・数表の学習をしていきます。 「作図問題」では、分度器・コンパスを使って、正確にかいたり、面積を測定したりする練習をしていきます。 「文章題」では、植木算・倍数算・分配算などの線分図、売買の面積図を使って、条件整理をする練習をしていきます。

理科

小学校四年生では、身のまわりの自然環境や現象を観察する力を養っていきます。身のまわりの現象を、理科の知識や考え方で説明し、理科に対し興味を持っていただくことも大切になってきます。基礎的な知識を学習した上で、観察や実験についても学習していきます。

国語

小学校四年生では、学校の授業に合わせながら教科書の内容を学習していきます。また、教科書の内容をおさえた後、物語文を中心に、詩も取り上げます。段落分けや抜き出しといった問題を織り交ぜながら、場面ごとの正確な読み取りを中心として、正確な答案が書けるように指導していきます。漢字の学習や文法などの知識分野の基礎を学習していきます。

社会

地理分野の学習が中心です。この時期の学習内容は連絡進学での重要なポイントとなるため、正確に身につけることが重要です。 日本の国土の様子からはじまり、地方ごとの学習に進んでいきますが、そのとき大切になってくるのが地理感覚です。そのためには、地図記号・都道府県・県庁所在地・山地山脈・河川の名前を頭に入れておかなければなりません。この知識が、小学校六年生になってから余裕を持って社会に取り組める基礎となってきます。