小学校五年生クラスは、来るべき連絡進学に備え、小学校六年生までの学力の基礎をじっくりと養成していきます。少人数クラスのメリットを生かし、理解不足を補い、苦手単元をつくらないように進めていきます。
学校の成績で高得点を取っていただくだけでなく、小学校六年生の内容までを先取り学習をしていただきます。小学校五年生一二学期内容である小数のかけ算・わり算をしっかりとおさえた後、小学校五年生の内容主題である円と割合の学習を中心に学習していただきます。 「計算」では、交換・結合・分配の法則等を利用した計算の工夫・分数のかけわり算を使った計算も学習していただき、小学校六年生までの計算問題の基本はできるようになっていただきます。 「図形」では、平行四辺形・三角形・台形・ひし形・たこ型の面積、多角形の角度、円と扇形を学習していきます。 「規則性」では、数列・数表の学習をしていきます。 「作図問題」では、分度器・コンパスを使って、正確にかいたり、面積を測定したりする練習をしていきます。 また、最近の力だめしでは線分図も重視される傾向にあるので、植木算・倍数算・分配算などの線分図、売買の面積図を使って、条件整理をする練習をしていきます。
小学校五年生では、植物・メダカ・てこ・天気・ものの溶け方・川の流れと学習する範囲が広く、進度も速くなります。整理された知識は理科の問題を解くうえでの貴重な道具になり、小学校六年生になってからの得点力を左右します。一つ一つの事項をしっかりと理解して頂きます。基礎的な知識を学習した上で、観察や実験についても学習していきます。
小学校五年生では、学校の授業に合わせながら教科書の内容を学習していきます。また、教科書の内容をおさえた後、物語文・説明文を中心に、詩も取り上げます。段落分けや抜き出しといった問題を織り交ぜながら、場面ごとの正確な読み取りを中心として、正確な答案が書けるように指導していきます。漢字の学習や文法などの知識分野の基礎を学習していきます。
地理分野の学習が中心です。この時期の学習内容は連絡進学での重要なポイントとなるため、正確に身につけることが重要です。 日本の国土の様子からはじまり、日本の農業・漁業・食料・自動車工業・日本の工業・情報化社会・環境問題と取り扱う範囲が小学校四年生までの地域社会の学習と比べて格段と広くなってきます。小学校六年生の範囲以上に難しい単元も多いのでしっかりと理解していってもらいます。