皆様からのよくあるご質問

よくあるご質問

 

FAQ一覧

  1. 連絡進学テストの内容を教えてください。
  2. 連絡進学が第一志望ですが、不合格になった場合の私立中学受験はサポートしていただけるのでしょうか。また、その場合どのような学校の受験を考えればよいでしょうか。
  3. 進学塾HITSは、連絡進学のための塾なのでしょうか。
  4. 連絡進学の準備はいつごろから始めればよいのでしょうか。
  5. 季節講習会はあるのでしょうか。
  6. 学年全体で何番ぐらいの順位におれば合格できるのでしょうか。
  7. 6年での成績は学校からどこまで教えていただけるのでしょうか。
Q1 連絡進学テストの内容を教えてください。
A1 小学校六年生の5月・9月に実施される小学テストと11月に実施される連絡進学テスト(中学テスト)で
判定されます。科目は共に算数・国語・理科・社会の四科目となっています。
名称 5月テスト 9月テスト 11月テスト
試験範囲 小学校五年生まで 小学校六年生
一学期まで
小学校六年生
教科書上まで
配点 400点 400点 800点
この試験の特徴としては、附属中学校への連絡進学を希望する優秀なお子様を選定するものであるということです。したがって、教科書の内容を超えた難関私立中学校のような入試問題は出題されません。 なぜなら、このような問題を出題すると、附属小学生の方々を受験塾へ通塾を勧める形となり、学校の授業・宿題・成績を軽視するお子様が出てまいります。
このようなお子様が増えてくると、学校の先生方が授業を進める上で非常にやりにくくなります。 連絡進学を希望する人たちは、学校の授業を聞きなさい、宿題をしなさい、そこから連絡入試の問題を出題しますよ、という制度が、クラス運営をする上で最も理想的な進め方となります。
また、受験塾に通われる方が多くなると、塾の方針として、より上位の学校の受験を勧めてまいります。結果として、優秀なお子様ほど私立受験に進路を変える方が多くなってしまい、特に附属中学校・附属高等学校の先生方の意に反する結果となってしまいます。
この特徴を把握しないで、連絡進学の準備を続けていくと高学年になった段階で、意に反して私立受験しか選択できないようなお子様が出てまいります。
Q2 連絡進学が第一志望ですが、不合格になった場合の私立中学受験はサポートしていただけるのでしょうか。また、その場合どのような学校の受験を考えればよいでしょうか。
a2 集団授業・個別指導でお預かりしたお子様につきましては、必ず連絡進学に合格していただけるよう全力で指導いたします。また、お子様も保護者の方も絶対合格するんだという背水の陣のお覚悟で勉強に望んでほしいと思います。そういう意味では、連絡進学テストが終了するまでは進学塾HITSでは私立中学入試の併願対策はいたしません。そのぐらいの決意を持って試験に臨んでいただかないと、必ず、連絡進学テストに対しても、私立中学入試に対しても中途半端な結果になってしまうからです。

ただし、不合格になった場合には、公立・私立小学校に在籍されている方々の受験クラスに合流していただき、私立中学受験について責任を持って指導させていただきます。
ご質問の内容とは多少ずれるかもしれませんが、附属天王寺中学校連絡進学テストでは、合格者数が少ないため、以下の点で私立中学受験に配慮した試験内容になっていると思われます。

1.算国理社4科目の試験である点。
2.試験範囲も他二校と異なり出題範囲を広くして実力テストに近づけている点。


以前の附属天王寺中学校連絡進学テストでは副教科も実施されていました。附属平野中学校・附属池田中学校の連絡進学では、今でも連絡進学の判定材料となります。
これらの点から、惜しくも不合格という場合は、連絡進学の勉強を土台に、11月からでも私立中学受験に間に合うと考えます。
過去進学塾HITSから明星中学校・清風南海中学校・清風中学校・四天王寺中学校・関大一中学校・大阪女学院中等学校に合格いただいております。
Q3 進学塾HITSは、連絡進学のための塾なのでしょうか。
a3 大阪教育大学附属中学校・高校は塾生・卒業生のお話から素晴らしい学校だと思っております。 しかしながら、私立や公立の学校の中でも、素晴らしい学校もたくさんあります。 そもそも、いい学校かどうかの判断は、学校の教育方針・先生方・一緒に競い合うお友達を含めた環境全てが、お子様の目標や性格に合うか合わないかで決まるものではないでしょうか。
そういう意味で、お子様の学力を含めた自分の可能性をより多く引き出してくれる学校が、良いという見方ができるかもしれません。 したがいまして、進学塾HITSでは連絡進学のクラスだけでなく、以下の指導方法を設けております。
1.連絡進学に向けた集団指導・個別指導 (附属天王寺クラス)
(例年、連絡進学全員合格等はこのクラスで発表させていただいております。)
2.連絡入試に向けた個別指導・私立中入試に向けた個別指導。(個別指導PAL)
3.附属中学一般入試・難関私立中学入試に向けた集団指導。(受験クラス)
Q4 連絡進学の準備はいつごろから始めればよいのでしょうか。
a4 連絡進学に合格するためには、小学校・中学校から良い評価をしていただくことに尽きます。したがいまして、小学校一年生から、学校の授業もしっかり受講して、宿題もきちんと提出する。その結果、学校のテストで常に良い点を取り、通知表の評価も多くの教科で5をいただくことです。
しかしながら、小学校四年生・小学校五年生の時期から学校のテストも少しづつ難しくなってきます。難しいというのは、応用問題や難問が出題されるということでなく、授業や教科書の内容をしっかりと理解していないと解けない問題が出てくるということです。特に、小学校五年生の中間・期末テストとなると、小学校六年生時のテストの出題傾向のアナウンスの要素が入り、小学校四年生までのように簡単に満点を取れないテストとなってきます。

小学校五年生の二学期や三学期のテストで結果を出せないようですと、小学校六年生に入って早々に実施される小学テストでも大きく取りこぼす結果となってしまいます。

非常に優秀なお子様でも、1回目の取りこぼしの結果、合格できないケースが多くあると思っております。 私立中学校の入試の場合、入試の日より逆算して計画的に追い込みをかけていくことができるので、志望校の入試の分析や進路のプランも余裕を持って熟考できます。しかし、連絡進学の場合、気づかないうちに試験の時期が迫り、気が付けば1回目のテストが終了していた。そんな方が多くいらっしゃいます。
成績も中途半端な位置づけなので連絡進学か私立中学受験の選択を決めかね、的を絞った勉強ができません。その結果連絡進学も合格できず、私立中学受験も最初の志望校より難易度を大きく下げて受験しなければならないようになります。したがいまして、早い学年の段階からご準備は必要と考えます。
Q5 季節講習会はあるのでしょうか。
a5 進学塾HITSでは、小学校の行事に合わせて時間割を組んでおります。例えば、運動会や修学旅行のときは休講となりますし、研究授業のときは授業開始時間をずらします。同様に、小学校が春休み・夏休み・冬休みになりますと、普段は夕方からの授業開始時間が、午前中や午後の早い時間にスライドいたします。また、進学塾HITSでは平常授業の後に季節講習を組み込んだ長時間の授業の受講はありません。ただし、宿題は可能な限り進学塾HITSで終了していただくことを理想と考えておりますので、授業終了後担当講師の指導の下、宿題指導の時間を設け宿題を終えて帰っていただきます。そういう意味では、私立中学受験の塾で拘束される時間と変わりはないかもしれませんが、帰宅後自分の時間を持つことができるというところは大きく異なる点かと思います。

進学塾HITSの平常授業の通塾日数は、週当たりの小学校一年生・小学校二年生は1日・小学校三年生・小学校四年生は2日・小学校五年生・小学校六年生は3日となっております。そのため、季節講習期間中は、平常授業以外の曜日に1日から2日の特訓講座を実施いたしますが選択してご受講いただく授業となっております。
また、季節講習につきましては、受講資格テストなしで参加できます。塾外生の方々も奮ってご参加ください。ただし、定員に達した場合はご了承ください。また、他の受講生に迷惑を及ぼす場合は講習期間中でありましても、受講をご遠慮いただく場合がございます。
Q6 学年全体で何番ぐらいの順位におれば合格できるのでしょうか。
a6 連絡進学推薦枠の人数は72名となっております。しかしながら、平成21年度の附属中学校への連絡進学合格者は47名です。年度により合格者数の増減はありますが、この数年の連絡進学合格者数は約45名となっています。
以下の表は、内部進学合格者数になります。
内部進学合格者数
  男子 女子 合計
平成24      
平成23 19 36 55
平成22 15 32 47
平成21 21 30 51
平成20 16 31 47
平成19 15 29 44
平成18 20 34 54
平成17 10 28 38
平成16 11 38 49
平成15 21 29 50
平成14 26 27 53
平成13 20 27 47
平成12 19 29 48
平成11 20 27 47
平成10 20 28 48

このことから、成績上位者の中から何人か私立受験に進路変更されるので、上位の72名の中におれば繰り上がって合格者の中に入ることができる、という考え方が普通かと思います。
しかしながら、連絡進学の問題は、学校の授業の中から出題されたり、私立中学校では出題されない形式の問題も多くあります。これらの試験で高得点を取れる方々は、連絡試験対策にかなりの時間をあてて準備をされた方々です。したがって、5月テスト・9月テストで、成績が上位であるにもかかわらず、私立中学入試に切り替える方は非常に少ないと考えております。
最終テストである10月のテストに向けて、上位の30名は最終合格に非常に有利な位置にいらっしゃると考えます。 合格者の定員を45名だと仮定すると、45-30=15(名)の枠をめぐり、6年の時期に私立受験から連絡進学に切り替える方と、成績が30位より下で第一志望が連絡進学の方々との間で厳しい競争が生じてまいります。
進学塾HITSでは、5月テスト・9月テストでの総合順位を30位以内に維持できることを目標に指導してまいります。
Q7 6年での成績は学校からどこまで教えていただけるのでしょうか。
a7 6年になると、中間テスト・期末テストでは、学年平均点(クラスごとの平均点・男女別の平均点を教えて頂ける時もあります)を教えていただけるのみですが、6月・9月に実施される6年テストについては、分布表が配られます。この表からお子様の順位を確認し、連絡進学・私立中受験等の進路選択の判断材料にしていきます。
以下の表1は平成24年6月実施の第1回6年テスト結果報告、表2は平成24年9月実施の第2回6年テスト結果報告です。 第2回6年テスト結果報告の分布表は、第1回6年テスト・第2回6年テストの合計点の分布となります。

表1

■得点及び平均点

  国語 社会 算数 理科 合計
平均点 66.1 74.7 55.6 72.2 268.6

■人数分布

得点域 ~331 330~321 320~311 310~301 300~291 290~281
人数(人) 7 4 9 12 14 12
得点域 280~271 270~261 260~251 250~241 240~231 230~221
人数(人) 13 3 5 9 6 4
得点域 220~211 210~201 200~191 190~181 180~171 170~161
人数(人) 3 5 3 2 3 4
表2

■得点及び平均点

  国語 社会 算数 理科 合計 総合計
平均点 73.2 72.2 70.1 59.6 275.1 543.7

■人数分布

得点域 ~701 700~691 690~681 680~671 670~661 660~651 650~641 640~631
人数(人) 2 1 2 0 1 4 3 7
得点域 630~621 620~611 610~601 600~591 590~581 580~571 570~561 560~551
人数(人) 4 8 4 5 5 9 5 2
得点域 550~541 540~531 530~521 520~511 510~501 500~491 490~481 480~471
人数(人) 7 6 2 4 4 3 3 3
得点域 470~461 460~451 450~441 440~431 430~421 420~411 410~401 400~
人数(人) 4 1 1 2 1 3 2 10