HITSでは附属天王寺中へ進学予定の小6生を対象に、英語・数学の先取り学習を行う中学準備講座を設けています。
<主な学習内容>
英語:中1の二学期内容まで進みます。1つの単元を単語→文法→会話の流れで学習し、定着を図ります。
数学:正負の数、文字式、平面図形、1次方程式の単元を学習します。計算力と論理的に考える能力の向上を図ります。
準備講座では、表面的な学習にとどまらず、無理のない範囲で中学校用教材を使用し、英語では基本文を口先で言うだけではなくしっかり書けるように指導します。数学では正しい式の書き方や文字を使う意味など、一歩踏み込んだ実践的な内容を指導しています。
英語や数学は、将来の大学受験でも重要な科目です。入試が終わり比較的ゆとりのある時期からしっかり基礎固めと土台作りを行い、この2科目を得意科目にしてしまいましょう。
学習指導
附属天王寺中では「自学自習」を教育理念として掲げています。進度は学習指導要領に準拠していますが、授業レベルは高く、高校レベルの内容が多い科目もあります。また、大学生の教育実習期間が年間を通して2ヶ月弱あります。なお、中2・中3の長期休暇に、成績が芳しくない生徒には、補習授業が行われていますが、私立のように頻繁に行われてはいません。
附属天王寺高校への進学について
中学校から高校への連絡進学において、特別な試験はありませんが、学校のテテストで一定以上の成績がもとめられます。基本的に対象期間のテストの点数が60%未満の科目は不合格となり、不合格になった教科数で、附高に推薦されるかどうかが審議されます。また、課題提出に関しては特に厳格で、必須提出物を出していない生徒は成績優秀者であっても進学できません。
定期テスト
担当の先生によって差はあるものの、基本的にレベルは高く、本当に理解していないと解けないような思考力、応用力が問われる問題が多く出題されます。平均点は70点以上になるよう問題が作成され、60点以下は不合格となります。不合格科目数によって、連絡進学推薦の審議がなされます。問題の難易度から考えると高い得点なので、附中生の能力の高さを証明しています。ちょっとでも油断をすると、あっという間に本当に今まで見たことのない成績、最下位層に落ち込んでしまします。中1の2学期にはすでについていけない層が英数中心に20名程度出てきます。成績が芳しくない生徒には、追試が行われます。
HITSがすすめる学習法 学習のリズムを途切れさすな!
上記のような特徴から、HITSが考える有効な学習法は「基礎・基本を確立させる」ということです。きちんと理解しながら進んでいくということです。「基礎・基本」といえば易しい問題をイメージしがちですが、そうではありません。応用問題であっても、それは基本事項から成り立っており、基本がしっかりすると応用問題を解く力も当然ついてきます。もちろん塾でも基本を理解した上で、応用問題はしっかり扱います。成績不振から当塾に通いはじめる生徒の多くは、このことを勘違いしています。難解な解法を理解しようと背伸びしたり、理解もせず公式を覚えたりといった行動は無意味です。理想は塾で予習、まだ内容を覚えている間に学校で復習のリズムが大事。だからテスト前に余裕をもって勉強することが可能です。