附属高校へ120名中80名しか進学できない厳しい連絡進学は、中学校3年生の定期テスト3回の成績と実力テスト3回の成績、および副4教科を中心に、1~2年時の成績や平常の学習・生活態度により判断されます。毎回の定期テスト・実力テストが附属高校の入学試験であると言っても過言ではありません。また、その他の公立高校への進学の際には、1~3年生の3年間すべての成績が内申点として考慮されます。
そして、学校の授業では通常の公立学校に比べても多くの宿題が出されます。中学生のお子さんですと、勉強の段取り、計画性がない方が多く、試験直前には宿題を消化するだけで必死になるお子さんが見られます。そのような勉強法では、本当の試験勉強を行うことができず、力をつけられないまま学年が上がっていき、3年生になった時には学力不足が著しくなってしまうことが多くなります。
進学塾HITSでは、平常の授業から学校の進度に基づいた予習・復習を行い、テスト直前には各教科の先生ごとに傾向を分析し、それに合わせたテスト対策を実施します。さらに、実力テストや附属高校進学後のことも考え、学校の授業では取り扱わない内容でも、必要があることは授業の中に取り入れます。また、学校の宿題になりそうな問題集の範囲を予測して、事前に授業と宿題で進めておき、余裕をもって勉強し、課題を提出できるように指導いたします。
そして、授業内容の定着を図るため、宿題をチェックし、確認テストを行っています。不合格の場合、居残りまたは呼び出しにより、補講や再テストを受けていただきます。その時にやるべきことを後回しにせず、きちんと理解し覚えることが得点upにつながります。(ただし、授業終了時刻が午後9:00より遅くなる場合は、できるだけ別の日に呼び出しさせていただきます。)
附属平野中学では、教科書と副教材(BEKI・Step演習)で授業をすすめています。
副教材には教科書を超える水準の内容(不等式の解法、高次式の展開・因数分解)もあり、非常に高度な問題もあります。公立中学の生徒が難関校を受験するときに使用している問題集です。とくに附属平野小学校からの連絡進学で中学に上がったお子さんにとっては、準備が不十分だと厳しい問題集です。
そこで、HITSでは、週2回、計180分の授業時間で、これらの問題集を少しずつ丁寧に演習・解説していき、小テストで定着度を確かめながらすすめることで、お子様の学力向上を図ります。
附属平野中学では標準的な教科書の授業の他に、自分の考えや意見を英語で表現する自由英作に力を入れています。また、文法問題も「実力練成テキスト」という少しむずかしめのものを平常から利用しています。定期テストでも教科書の文章・単語だけでなく、文法、リスニング、7文~8文程度の自由英作が出題されます。また、長期休みにはかなり大量の宿題が出されます。
進学塾HITSでの授業では、学校の課題に対応すべく、教科書の基本例文の理解とその確認に加えて、自由英作の添削を行う授業と、「実力練成テキスト」を中心にした文法解説・演習を行う授業を並行して進めることで、学校の宿題を進めていきながら、さらに努力が不足している単元を補っていきます。
周辺地域の公立中学校の多くは、一年生時に地理、二年生時に歴史を学習する直行型ですが、附属平野中学校では一年生・二年生時に地理・歴史を並行して学習しています。
また、ここ近年の先生方は問題集による勉強ではなく、「まとめノート」による課題提出を重視する傾向があります。
そこで、進学塾HITSの授業では、平生から「まとめノート」を少しずつ作り、その一方で学校指定の問題集「ウィンパス」「必修テキスト」を少しずつ練習していくことで、日ごろから力をつけていきます。
定期テストは記述問題も必ず出題されますので、定期テスト前は過去問演習により記述の練習を進めます。
附属平野中学では、東京書籍の教科書を使用し、副教材に新中学問題集を使用しています。小学校の理科が計算問題など定量的な問題をあまり含まないのに対して、中学校の理科は定量的な問題が難しくなります。附属平野小学校からの内部進学の方は、とくにそういう分野(溶解度、地震、圧力)で成績が伸び悩みます。
また、社会と同じく、近年は「まとめノート」も重視されており、課題の量はおそらく数学についでおおくなっています。
そこで、進学塾HITSの授業では、平生から「まとめノート」を少しずつ作り、その一方で学校指定の問題集「新中学問題集」を少しずつ練習していくことで、日ごろから力をつけていきます。
また、2人の先生が4つの分野を学年によって異なる配分で授業を進めます。そのため、定期テストの過去問はそのままでは役立ちません。HITSでは定期テスト単元別過去問集をつくり、さまざまな授業進度に対応し、試験前の演習量を確保します。
附属平野中学校は、平成28年度から採択教科書を変えましたが、文章読解の授業と、言語事項・韻文・文学史の授業を並行して進める指導方法を継続しています。また、文章読解の問題では、普通の学校に比べると長文の記述式問題が必ず出題され、問題文も少し長めです。このようなタイプのテストには、普段からの繰り返しの学習が必須になります。
そこで進学塾HITSでは、本年度から通常の国語講座を開講し、教科書の読解問題、文法、漢字を繰り返し練習するようにしております。